世の中が不安定になると、本質ではなく「我」が出てしまいやすい。
『感情』と言い換えることも出来るでしょう。
そしてもう一つの傾向、それが
善悪二元論
です。
正しいのはどちら側か。
間違っているのはどちらの方か。
ロシアとウクライナについてや、最近のイスラエルとパレスチナ(ハマス)についても、
『正しいのはどちらか議論』があちこちで繰り広げられているのを見ても明らかです。
しかも今は、この2つが組み合わさった状態なのが最悪の状態と言えます。
感情が主になることと、善悪二元論とが、心の中の大部分を占めて、
『味方は誰か?敵は誰か?』
という考え方に発展して人間関係がギスギスしてしまう。
埼玉では、子供の独り放置は虐待だという驚きの条例が県議会で決まりました。
すぐに多方面からの批判が寄せられて取り下げになりましたが、議論の段階で極端に狭い視野を広げることができなかった原因の1つに
『善悪二元論』と『感情が主』が組み合わさった人が増えていることがあるのは間違いありません。
ネットの世界でもテレビのワイドショーでも、こうした善悪二元論に基づいた情報発信やコメントのやりとりで溢れています。
しかもそこに『感情的な言葉遣い』も乗っかって、議論が本筋から外れてしまっているものもたくさん見かけます。
ここまでの話を聞いて
『確かに、思い当たる節がある』
と気付ける方はまだ沼にハマり切っていないので抜け出すのは割りとカンタンです。
ですが、
『そうなの?ぜんぜん知らなかった』
『いや、そんなコト無いって。みんな冷静にやり取りしてるよ』
などの感想をお持ちの方は、すでに沼にドップリはまっているかもしれません。
ハマっているがゆえに、その異常さが当たり前になってしまっていて気づけない状態かもしれないのです。
この記事をご覧のみなさんは、そうした状態に陥らず広い視野でモノゴトの本質を捉えることが出来る人であるのを切に願いますし、この記事をきっかけに沼から抜け出せる人が一人でもいてくれたら嬉しいなと思います。
誰しもが正義感を持っています。だから善悪二元論にすぐ陥りやすい状態にあるのは間違いないでしょう。
ですが、それが高じて
『この正義を貫くためには、多少荒っぽいことをするのは仕方ない』
となると、もう沼にドップリ状態です。
こうした例えを出すと、頭にイメージするのは『独裁政治』とか『過激集団』とか、極端なことに思いを巡らせやすいのも人の常ですが、
そういう他人事の話ではなく、あなた自身の身近な振る舞いにも深く関わっていることです。
安倍元首相が暗殺された時、山上被告に対して『極刑が妥当』と言っていた人もたくさんいましたね。
逆に『悪いのは山上氏ではなく統一教会だ!減刑を。』と言っている人たちもたくさんいました。
「法に基づくと今回の件は重くて無期懲役になる可能性が一番高い」
などと冷静な分析を口にすると、どちらの側からも不満の顔や声が必ず上がっていました。
今も、『イスラエルが攻め込まれた側だから報復は当然』という意見と『元々パレスチナの地にイスラエルが侵食してきたんだから一矢報いただけだ』という意見がぶつかり合っています。
こうした善悪二元論は、感情を揺さぶりやすく、モノゴトの本質から離れてしまいます。
あなたにとって『モノゴトの本質』とは…
(下に続く)
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